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広島市でマンション売却を成功させるポイント
マンション売却を成功させるための3つのポイントと、売却する際の2つの注意点を紹介します。広島県特有の実情も解説しますので、マンション売却を検討中の方は参考にしてください。
マンション売却を成功させるためのポイント
マンション売却を成功させるためのポイントは、「マンション売却に必要な費用やお金の流れを確認しておく」「マンション売却に強い不動産会社を選ぶ」「売却前に相場を把握しておく」の3つです。
マンション売却に必要な費用やお金の流れを確認しておく
まずは、マンションの売却に必要な費用やお金の流れを確認しておくことが大切です。売却に必要な費用は、たとえば印紙税、仲介手数料、銀行に支払う手数料、登記費用、司法書士への報酬、課税所得税などが挙げられます。そのほか、引越し費用やハウスクリーニング費用も合わせると、売却価格の5〜7%が目安となります。
住宅ローンが残っている場合には、売却価格から想定される利益と住み替えにかかる費用をシミュレーションしておきましょう。
マンション売却に強い不動産会社を選ぶ
マンション売却を成功させるには、マンション売却に強い不動産選びが欠かせません。不動産会社にはさまざまな種類があり、得意分野やノウハウが異なっています。会社の強みを調べ、査定を依頼するときには複数社に連絡するようにしましょう。
売却前に相場を把握しておく
査定依頼の前に、売却価格の相場を確認しておくことも必要です。相場を知らなければ、妥当な売り出し価格を設定できません。一つの方法として、国土交通省の「土地総合情報システム」のサイトに掲載されている近隣物件の取引価格をチェックすることをオススメします。
マンションを売却する際の注意点
マンションを売却するときには、「適切な媒介契約を選ぶこと」と「マンションを買い替えるタイミングを確認すること」の2点にご注意ください。
適切な媒介契約を選ぶ
「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類の媒介契約から、適切なものを選びましょう。一般媒介契約は複数社と結べるものなので、各不動産会社が売却活動に力を入れない可能性があります。それに対して専属専任媒介契約と専任媒介契約は、1社の不動産会社としか結べないものなので、熱心に売却活動を行ってくれる可能性が高まります。なお、専任媒介契約では自分で買主を探すこともできますが、専属専任媒介契約では自分で買主を探すことを禁止されます。
マンションを買い替えるタイミングを確認する
新居購入後にマンションを売却する場合と、売却を先行させる場合でメリット・デメリットが変わることも知っておきましょう。前者は住むところを先に決められる安心感がある一方、新居の手付金やローン、売却金額を確定できないというデメリットがあります。後者は売り急ぐ必要がないので希望価格で売れる可能性がある一方、新居への入居までに2回引越しが必要になることがあります。
広島県の売却相場データ
マンションの販売価格は2013年頃から上向き傾向です。2022年1月公開の「西日本レインズ」のレポートによると、広島県での中古マンション成約件数は80件と、前年比で9.5%増加。中古マンションの人気は、今後も続く可能性が高いでしょう。