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広島市で狭小地売却を成功させるポイント
このページでは、所有している狭小地を売却したいと考えている方のために役立つ情報を紹介しています。狭小地とは何か、ということをあらためて確認しし、なぜ売却が難しい場合が多いのか、その理由をみていきましょう。さらに、その理由をふまえた上で、不動産売却を上手に進めるためのコツについてもみていきましょう。
狭小地とは
狭小地とは、文字が示すとおり、充分な広さのない、狭い土地のことを意味します。狭小地は法律で明確に定義されているわけではなく、そのっ広さについてもあいまいです。ただ、一般的には15坪~20坪に満たない土地のことを指している場合が多く、そういった土地は、実際に売却するのが容易ではありません。
参照元HP:いえうり公式 不動産売却バイブル(https://www.ieuri.com/bible/kodate/6661/)
狭小地の売却が難しいと言われる理由
狭小地をなかなか売却できない理由としては、おもに次のようなものがあげられます。
住宅ローンの審査が通りにくい
広さが充分にない狭小地はニーズが少ないだけでなく、購入して建物を建てようとする場合に、住宅ローンにマイナスの影響をおよぼす可能背もあります。敷地の面積に関する条件を住宅ローンに設けている金融機関があるからです。
もちろん、すべての民間の金融機関でローンを組むことができないというわけではないのですが、どうしても選択肢は狭まってしまいます。その結果、希望の住宅ローンを利用することができず、そのかわりに不動産担保ローンやフリーローンを選ばざるを得なくなるケースもあるでしょう。その場合、金利・借入額・借入期間など、さまざまな面で不利になってしまいます。
建築費用や修繕費用が割高
建築や修繕などのコストが高くなりやすいのも、狭小地がもつデメリットのひとつだといえます。狭小住宅は、土地いっぱいに建物を建てていることが珍しくありません。そのため、建築や修繕をおこなうときには、重機の乗り入れや足場の設置がしにくくなります。その結果、人件費などが余分に加わり、コストが多くかかってしまうわけです。
狭小地を売却するコツとは?
難易度が高いとされる狭小地を売却しようとするときには、次のような方法も選択肢に含めておくとよいでしょう。
隣接地の所有者に売却の提案をする
狭小地の売却が困難なときには、隣接地の所有者に狭小地の買取を打診するという方法も、ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてください。一般的な不動産市場においてはニーズが少ない狭小地ですが、隣接地の所有者にとっては、高い価値を持っている場合が少なくないのです。
例えば、車を駐車するスペースや物置設置スペース、庭などをつくりたいと思っていたり、あるいは、土地面積が増えたら建て替えなどをしたいと思っている可能性はゼロではないでしょう。また、狭小地の購入によって、購入金額をはるかに上回るほど、自分の所有地の資産価値を大幅にアップさせられるケースもあるのです。
不動産買取業者に買取を依頼する
狭小地を購入してくれる買い手をさがそうとするのではなく、不動産会社や不動産買取業者に買取を依頼する「不動産買取」という方法もあります。この方法であれば、土地の購入希望者をさがす手間が省けるので、不動産売却の話をスムーズに進めやすくなります。ただ、売却価格については、相場の6割から7割ほどにさがってしまうので、その点をあらかじめ把握してきましょう。
ちなみに、不動産買取という方法を選んだ場合に売却をスムーズに進めやすくなる理由としては、不動産買取業者が、狭小地や狭小住宅の活用法などにあかるい場合が多いことがあげられます。特に、狭小地を専門的に取り扱っている買取業者に依頼すれば、より高い査定額を提示してもらえる可能性もあります。査定額を知りたい場合には、複数の不動産会社に一括査定を依頼するのがおすすめです。
参照元HP:いえうり公式不動産売却バイブル(https://www.ieuri.com/bible/kodate/6661/)
参照元HP:イエステーション北章宅建(https://hokusho-fudousan.jp/column/knowledge/narrow-house-sale-of-narrow-land/)