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不動産売却の際に必要な書類
不動産売却時に準備する書類
売却手続きをスタートするところから、契約締結にいたるまでの全プロセスにおいて、どのような書類が必要になるでしょうか。
土地・建物登記済証または登記識別情報
権利書という言葉でよく表現される書類です。登記名義人がその物件の所有者であると証明するための重要書類で、法務局によって交付されるものです。
実印
市区町村の役場で印鑑登録されている印鑑です。登録をしていない場合には、8ミリ~25ミリ角の正方形内に収まるサイズの印鑑を用意し、役場で登録を済ませておきましょう。
印鑑証明書
市区町村の役場で発行を依頼できます。マイナンバーカードがあれば、コンビニエンスストアやスーパーマーケットにある端末を利用して発行することも可能です。
固定資産税・都市計画税納税通知書
固定資産税の納税額や評価額などが記されている書類のことです。不動産の所有者あてに、毎年送付されている書類です。最新版を用意しておきましょう。
管理規約・使用細則といったマンションの維持費等の書類
マンションを売却するときに必要な書類です。マンションの管理会社が保有しているので、仲介会社に問い合わせて確認することができます。
建築確認通知書・検査済証
建築基準法に基づいて建築がなされた物件であることを、公的に証明するための書類です。
測量図・建物図面・建築協定書等
のちのトラブルを回避するためにも、土地の面積や境界線の位置などが明らかになる測量図・建物図面・建築協定書などの書類はとても重要です。一戸建てや土地を売却するときに必要です。
物件状況等報告書
マンションや一戸建て住宅などのコンディションを、買主に説明するための書類です。売主が準備する必要がある書類です。床の傾きや雨漏りといったような欠陥については、物件状況報告書で告知しなくてはなりません。
設備表
引渡し時点に、その物件に設置されている設備状況について記された書類です。のちのクレームを回避するための重要書類のひとつです。
印紙あるいは印紙代
不動産売買契約書に貼り付けます。印紙代は、売却額によって異なります。
仲介手数料
不動産仲介会社へ支払う手数料です。
本人確認ができる書類
パスポートや運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証といった本人確認書類です。
引き渡し時に必要な書類は?
物件を引き渡すときには、どのような書類が必要になるでしょうか。
銀行口座書類等
売買代金から手付金を差し引いた額を振り込むための口座です。引き渡しが完了した時に時に必要になります。
抵当権等抹消書類
住宅ローンを組むときには、不動産に抵当権を設定しますが、それを解除するために必要な書類です。住宅ローンをすべて支払い、抵当権を抹消してから不動産を売却するのが通常の手順です。
仲介手数料
物件の引き渡し時に、仲介手数料の残金分を支払う必要があります。
住民票
売り主の現在の住所と、登記上の住所とが異なるときには、住民票が必要になります。例えば、売却前に引っ越して住民票を移した場合なども、これに該当しますね。
鍵
売却する物件の鍵です。
書類の準備は計画的に
不動産売却をスムーズに進めるためには、書類の不備がないように、あらかじめしっかりと準備しておくことが大切です。必要書類がよくわからない場合には、早めに不動産仲介会社に相談しておくことがおすすめです。
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